ゲーム会社が「ゲーム実況」のガイドラインを作成

日本の著作権法では、著作物の例示に「ゲームの著作物」というものはありませんが、一般的にはゲームの映像部分は、映画の著作物として保護されるという考え方になっています。したがって、権利者に無断でゲームの映像をYouTubeなどで配信する行為は、著作権侵害行為ということになります。

もっとも、先に述べたとおり、ゲーム動画配信は動画配信の中でも非常に人気のあるジャンルであり、ゲームメーカーとしてはゲームの宣伝につながる効果もあります。また、権利者側で全ての著作権侵害行為を取り締まることが事実上困難だということもあり、ゲーム動画配信は権利者の黙認という状態が久しく続いていました。