人生後半戦の3段階を経て「隠居」に至る

隠居について、人生後半戦の視点から整理してみたい。第2回「人生後半戦は3段階に分かれる…大勢の定年後を取材してわかった『60~74歳が黄金期』といえるこれだけの理由」で述べたように、人生後半戦(45歳以降)は3つの段階に分かれる。①45~59歳、②60~74歳、③75歳以降である。

「45歳から59歳」は、まだまだ現役で仕事中心に働く人が大半であろう。若い時に比べれば体力的な衰えを感じることはあっても、まだ老いを強く意識する年代ではない。

老いを感じ始めるのは「60歳から74歳」の期間だろう。65歳までは雇用確保措置があって現役の人がほとんどだ。