候補者は冷静に「むしろ、御社が私を必要としているかどうかを判断したいので、具体的な事業戦略を教えていただけますか?」と返しました。

役員は言葉に詰まり、結局その候補者は辞退しました。後日判明したことですが、その候補者は競合他社に入社し、わずか2年で営業部門のトップパフォーマーになっていました。この企業は、自らの傲慢さゆえに、優秀な人材を逃したのです。