グズる三男を落ち着かせた義母の言葉

すぐに抱っこしないのは、「放置している」わけではありません。夜中に少し泣いても、子どもが自分で眠れるなら、親が手を出さずに見守る。そうすることで、「泣いたら必ず抱っこしてもらえる」ではなく、「自分で眠ることができる」という感覚を子どもが身につけていくのです。

義母が行うお昼寝の方法もまた、フランス流の育児を体現していました。彼女が三男を預かってくれた日のこと。お昼寝の時間になると息子がグズり始めましたが、落ち着いた声でこう話しかけたそう。「私たちはみんな家にいるから大丈夫。しっかり休んで、また一緒に遊ぼうね」。