「あと何年働けばいいか?」シミュレーションで出た答えは…

家族のために数十年間まじめに働いてきた父親は、今後もさらに収入を得ることが必要な情勢で、私のもとを訪ねてきたとのことです。私は現在の収入・支出、貯蓄などを基にシミュレーションを作成しました。

◆相談者の家族構成
父親:直樹さん(仮名)63歳(会社員)当事者の父親
母親:真由美さん(仮名)60歳(パート勤務)
長男:35歳(結婚して、別所帯)
次男:拓也さん(仮名)32歳(無職)※当事者

◆資産
・貯蓄額:約2000万円
・自宅は持ち家(戸建て)

◆収入
父親の給与収入(手取り額):概算350万円/年
母親の給与収入(手取り額):概算100万円/年

◆支出
生活費:年額約250万円

シミュレーションの設定条件は下記の通りです。

・父親は84歳、母親は89歳で他界し、本人85歳までの53年間をシミュレーション。
・父親の現在の給与手取り額は350万円で、2年後の65歳からは別の仕事で給与120万円(+年金250万円)で、73歳まで働く。母親の現在の給与手取り額は100万円(65歳から年金も)で、そのまま70歳まで働く。
・年金手取り額は父親が250万円、母親は150万円で、65歳から受給。本人は65歳から基礎年金を満額で受給。
・現在の生活費は年250万円。父親が亡くなった時点で3割減、母親が亡くなった時点で4割減とした。
・各費目の上昇率は、収入は年1.5%、生活費は年2.0%、住居費は年1.0%。預貯金の利率は考慮していない。