医師だけでなく患者の被曝も防げる

今回、岡山大学が開発した治療用ロボット「Zerobot」を使用することで、医師は被曝の恐れのあるCT装置から距離を取って手術を行えるようになった。

ただし、このロボットを使って針を刺す場合も、患者に何かあった時に直ぐに駆け付けられるように医師はCT室の中に居る必要がある。ただ、医師の前には鉛が入った遮蔽しゃへい板があるので、医師が職業的被曝をすることはない。

「(手で)まっすぐ刺すのは難しい。CTを見ながら針を刺します。CTを切ってガントリー(大きな円筒状の穴)の中に手を入れて進めます。またCTを撮影して、病変に向かっているかを確認して、向かっていたらまたCTを止めて、こういう作業を繰り返しています」(平木教授)