「ワシら真人間にされてしまいまっせ」

たまらず、私は坊さんの隙を見て親分に聞こえるよう小声でつぶやいた。

「こんな話、毎月聞かされとったら、ワシら真人間にされてしまいまっせ」

「せやけど、どないせい言うんじゃ」

(竹垣 悟/Webオリジナル(外部転載))
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