「余計なことはしないで」はNG

【自律的行動の発現を計画的に生かす】

幼児期によく見られる「ぼく・わたしがやる」という主張があります。例えば、できそうもないのに料理を盛りつけたい、掃除機を使いたい、スマホやタブレットを触りたい、というものです。保護者がやっているのを見て面白そうに感じ、やってみたくなるのです。しかし保護者が忙しいときにはわがままのように感じられ、「余計なことはしないで」と、禁止してしまうことが少なくありません。

これを強く禁止・否定してしまっては残念です。このような行動は子どもの自律的行動の発現と受け止め、時間的問題、環境的要因を踏まえて、どのようにやっていこうかと、子どもと一緒に考え、これから一緒にやっていく遊びにしていくのです。ご飯を食べて片付けが終わったら、「お料理ごっこ遊び」を一緒にしようねと納得させ、後から一緒に遊ぶという具合です。

この時期は、しっかりできるかどうかよりも、子どもに意欲を発揮させ、それを保護者がうまく演出して、「自分でできた」と子どもが満足感を実感できるようにするとよいのです。