娘の結婚相手は知性や賢さを重視せよ

個人的にもこの見解には賛同する。自宅に帰り、妻の笑い声を聞くとホッとする。もちろん夫として「彼女の腹を満たす」必要があるが……。次の格言からは、夫が妻になすべき行為について、もう少し具体的な例が挙げられている。

「自宅では妻を相応しいやり方で愛しなさい。彼女の空腹を満たし、衣服を与えなさい。軟膏は彼女の身体の薬となる。命ある限り彼女の心を喜ばせるのです。夫にとって妻とは実り豊かな畑なのです」(「宰相プタハホテプの教訓」より)

どうやら「相応しいやり方で愛しなさい」とは、妻の空腹を満たして、衣服を与えるということらしい。衣食住は安定した生活の基本だ。身体をいたわってやり、「命ある限り」妻を喜ばせるのだそうだ。

一方的で夫としては少し不満なのであるが、最後に「夫にとって妻とは実り豊かな畑なのです」と言われると、お手上げでなすすべも、反論もない。子孫繁栄のために女性が果たす役割は極めて大きいのだ。ただし次のような格言には手を叩きたい。