無関心な住民は業者にとって“いいカモ”

一方で、須藤さんは、管理組合や区分所有者にも、次のように苦言を呈する。

「大切な財産を守りたかったら、まず自分でもマンションに関心を持ち、現状を知ること。専門知識がなくてもいいので、基礎知識くらいは備えておきましょう。欠陥や違法建築を見つけ、デベロッパーと的確な交渉ができるかどうかは、管理組合や区分所有者の“リテラシー”によって、大きく左右されるのです」

現役世代のビジネスパーソンの場合、「仕事や家事・育児が多忙」などと“言い訳”をして、マンションの管理を人任せにするケースも実際には少なくない。「輪番制」で管理組合役員になっても、理事会に出席しない“幽霊役員”もいる。