ほとんどの人は成功するまでやり続けることができない

YouTubeを始めても、チャンネル登録や再生数が増えないと、ほとんどの人はやめてしまう。だから大前提として、やめないで継続することが大切。

「継続お化け」と呼ばれるくらいに。

僕の動画も最初からバズッたわけじゃない。試行錯誤しながらやり続けて、ようやく花が咲いた。メイドキャラの動画も、はじめの頃は全然ダメだったけど、やり続けたらうまくいった。

僕の場合は、「ゴミ袋先輩」の存在も大きい。ゴミ袋先輩は高校の柔道部の先輩で今はビジネスパートナー。僕のマネジメントと、プロデューサー的な役割を果たしてくれている。

自分1人きりだと、動画の内容に迷うことや、撮影が面倒になってしまうこともある。けれど、パートナーがいるおかげでなんとか今までやってこれている。

信頼できるパートナーと一緒にやるのも成功する秘訣の1つだね。遅刻して怒られてばかりだけど(笑)。

あと、やり続けるにしても、いろいろな内容の動画にチャレンジすることも大切じゃないかな。1テーマで継続し、いつまで経ってもハネないなら、別のジャンルにチャレンジするのがいい。

いろいろなことに手を出して、「これはいける!」というのが1つでも見つかれば、それまでの失敗はすべて成功に変わるから。

どこかひとつでも成果が出れば安心材料になる

SNSも、3つ以上同時並行して動かしたほうがいい。僕の場合、YouTubeX(旧Twitter)TikTokInstagramnoteの5つを同時並行で運用している。欲張りすぎているように思うかもしれないが、そこには狙いがある。

芳賀セブン『死にたくなったら筋トレ たった10分の筋トレが君の人生を変える』(KADOKAWA)

複数のSNSを同時に動かしていると、リスクヘッジができるからだ。それぞれSNSごとに特徴が全然違うから、同じような投稿でも、反響が本当に違う。

たとえば、「X(Twitter)は無風だったけど、YouTubeは伸びた」「TikTokはダメだったけど、Instagramではバズった」ということがよくある。

全部がうまくいくわけがない。

だから、どこか1つでも成果が出ていればいい。それが安心材料になればこそ、メンタルを保つこともできるし、もっと攻めたことができるというものだ。

もしYouTubeだけしか投稿していなければ、YouTubeのアルゴリズムによってダメなときはダメなまま。成果が上がらなければ、やる気もなくなってしまう。

僕らは「継続しよう!」と頑張るというよりは、継続できる仕組みづくりのほうに時間をかけることを意識して、6年間配信を続けてきた。どんな分野でも、やめずに続けていればそれなりに成果が出てくるもの。

君が今までに続けてきたことは、何だろうか?

ビジネスパーソンなら、今の仕事で得たスキルを基に、そのスキルを活かせる副業をやってみてもいいかもしれない。

プライベートでも、継続できる何かがあればあるほど、どんどん幸福度は上がっていく。家族や親戚と仲良くし続けることでもいい。いやあ、素晴らしいじゃないか。

始めること、続けること。この2つだけ意識してみると、より人生が楽しくなるんじゃないかと思う。

もちろん、君が筋トレを死ぬまで続けてくれることを、僕は1ミリも疑っていない。

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