運が悪い人は信仰心が弱い

アンケート結果に基づいて、「運がいい」と思っている人と、「運が悪い」と思っている人を、おのおの「とても」と「どちらかというと」を合算して2派に分け、比較・分析してみたい。

まず、全体的な傾向としていえるのは、「運がいい派」のほうが、信心深い人が多いということ。信仰心の強さについて、「とても強い」「どちらかというと強い」と答えた割合は、「運が悪い派」の11.73%に対して、運がいい派が21.35%と、2倍近くになった。また、困ったときのお参りの頻度について、「まったく行かない」と答えた人が、運が悪い派には39.40%いたのに対して、運がいい派では26.93%にとどまる。

お参りに「困りごとに関係なく定期的に行く」と答えた人も、運が悪い派には4.24%しかいなかったが、運がいい派には倍以上の9.13%。信仰している宗教については、運がいい派でも、運が悪い派でも仏教が約2割で最も多く、大きな違いはなかったが、「無宗教」と答えた人は、運が悪い派が73.57%を占めたのに対して、運がいい派は65.95%と少なめだった。

年間のお布施や寄進の金額についても尋ねたところ、お賽銭くらいしか出さないと見られる「1円~1000円未満」と答えた人が、運がいい派、運が悪い派とも約7割を占め、圧倒的多数だった。とはいえ、運がいい派のほうがお布施や寄進は多い傾向で、「10万円以上」と答えた人が、運がいい派では0.47%いたのに対して、運が悪い派では皆無という結果だった。反対に、年間のお布施や寄進は「0円」と答えた人は、運が悪い派では18.20%もいたのに対して、運がいい派では8.90%にとどまった。

会社での役職については、運がいい派も、運が悪い派も、約8割が「一般社員」だったが、運がいい派のほうが「社長」の割合はやや高い。また、年収については、運がいい派も、運が悪い派も、500万円未満が8割超を占めるが、500万円以上のクラスになると、運がいい派は15.78%と、運が悪い派の12.72%を少々上回る。1000万円以上も運がいい派は1.54%いた(運が悪い派は0.25%)。そうした結果から、運がいい派のほうが、社会的に成功しやすいようだ。