ダイヤモンドダイニングの非日常感
チェーン店でデートに適しているといえば、なんと言ってもダイヤモンドダイニング系のレストランの数々です。当初のコンセプトは、100店舗、まったく違った店作りをするというもので、非常に斬新な店作りを展開してきました。最近100店舗達成以降は、さすがに違う店は作れなくなり、ややチェーン店化していますが、それでも客の満足度は高いようです。しかもゼットンなどの、有名外食企業を買収。2017年2月期の売上高は305億円、店舗数は281店、従業員数は4481人。最強のチェーンになりつつあります。
そもそもダイヤモンドダイニングは、他のチェーン店より、客単価は若干高め、その分、テーマレストランとして「戦国武勇伝」「幻想の国のアリス」「キング・オブ・ザ・パイレーツ」のように、凝った演出を施している店が、多数あります。もちろん店舗数が多いので、ただの居酒屋に見える店もあります。ホームページなどを見て、よさそうなのを吟味するのが大事かなと。
とりあえずダイヤモンドダイニング系は、卒がないということで、まとめさしていただき、さらなる冒険の旅にでかけましょう。たくさんの企画レストランをゲリラ的に出すチェーン店としては「際コーポレーション」のほうが、ダイヤモンドダイニングより、先輩格です。こちらも売上高305億円、直営飲食店308店(いずれも2015年10月末)の、巨大外食チェーンになっています。
高級回転ずしの「ぴんとこな」
六本木でオススメは、六本木ヒルズ内にある高級回転ずしの「ぴんとこな」です。まずもって、「デートに回転ずしかよ~」という意外性がウケます。最初女性は、「私をナメてんのか」的反応をしますが、行ってみると外国人の多さにびっくりし、さらに某大リーガーが、ご愛用と言われると、ひょっとしてセレブ御用達なのと、小躍りします。ここは確かに回転ずしですが、直接注文をする人が多いです。すしネタは、ロードサイドの回転ずしに比べれば、雲泥の差。回転ずしでは、最高の部類に入るでしょう。
回転ずしだからこそ、カウンター越しに、大将に気を使って、冗談言うなんてこともないし。お値段も、ふたりで1万円はしませんから。ただ食いに走ってしまうと、次の展開が厳しい、さっさと食べてバーに行くか、あるいはここで結構お酒を飲むか、見極めが難しいところです。