
水戸岡鋭治
1947年、岡山県岡山市吉備津生まれ。65年岡山県立岡山工業高校工業デザイン科卒。72年ドーンデザイン研究所設立。建築、鉄道、街づくりなど幅広いジャンルのデザインに携わる。とりわけ、JR九州の車輌、駅舎を多くデザインし、高い評価を受ける。岡山の路面電車「MOMO」、和歌山の「たま電車」、富士急行の「富士登山電車」なども手がけ、水戸岡デザインの鉄道ファンは多い。国際鉄道デザインコンテスト「ブルネル賞」など受賞作品多数。近著に『電車のデザイン』(中公新書ラクレ)。
僕がJR九州の列車デザインを手がけるようになったのは、20年ほど前のことでした。1992年に走り出した787系特急「つばめ」(現在の「リレーつばめ」)では初めて内外装をデザインしましたが、ここで僕がイメージしたのはホテル。それまでの鉄道ではほとんど使われていなかった間接照明、自然木を使ったテーブル、ドーム天井などを用いました。
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