国家も、きちんと機能するためには、さまざまな「秘密」を守らなければならないらしい。ひとりの人間も同じである。ネットワーク時代だとはいえ、すべての情報がダダ漏れしてよいわけではない。

すべての情報機器がつながり、情報がやりとりされる時代だからこそ、人々のプライバシーをどう設計するかに、細心の注意を払う必要がある。そのような知恵がないと、せっかくのイノベーションも社会に広がらない。

子供の頃、テレビ電話は未来の夢として描かれていた。ところが、携帯のテレビ電話が技術的に可能になっても、なかなか普及しない。