あるときは経済評論家として、またあるときは企業家として振る舞い、そして小泉政権では政治家へ――。竹中平蔵の半生を紐解く。
続きを読む『市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』佐々木 実著
『市場と権力』(講談社)
- 著者 佐々木 実
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ノンフィクション作家1979年東京生まれ。2002年早稲田大学第二文学部卒業。2005年『ぼくもいくさに征くのだけれど 竹内浩三の詩と死』(中公文庫)で第36回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。著書に『ドキュメント 豪雨災害』(岩波新書)、『豊田章男が愛したテストドライバー』(小学館)、『「本をつくる」という仕事』(筑摩書房)など。近刊に『サーカスの子』(講談社)がある。