事実関係が曖昧な段階で「出場取り消し」は難しい

SNSを見ると、主な批判は下記の5点だ。

1.広陵高校の調査が不十分だったのではないかという疑問

2.暴力行為を働いた生徒の処分の甘さ(日本高野連、広陵高校の両者に対して)

3.これまで事案の公表をしなかったことへの疑念

4.大会への出場基準が緩すぎるのではないかという批判

5.暴力行為を働いた生徒への批判

被害側の生徒が3月に転校していることが明らかになった一方で、加害側が甲子園に出場している。そうしたことも、人々に「不公平だ」という印象を与え、炎上を加速させたと言えるだろう。

ここで重要な点は、現時点では広陵高校側の見解と、被害者側の見解が異なっているという点だ。広陵高校に対して「出場を辞退しろ」、日本高野連に対して「出場を取り消せ」という声も少なからず見られるのだが、真偽が不明な現状でそうした意思決定がしづらいことは理解できる。