野村克也氏が指摘した「金属打ち」

準々決勝の仙台育英戦はホームランや打点こそはなかったものの2安打を記録。準決勝の天理戦は2本塁打・7打点と大暴れした。決勝もホームランや打点こそなかったが3安打を記録し、大会を通して満遍なく打ちまくった。

実はその前の広島県大会では、手首に死球を受けた影響もあり、4試合で9打数1安打と不振だった。そこで「レフト中心の打撃だったんですが、ほかのメンバーが反対方向へ打っているのを見て、スタイルを変えた」と語ったように打撃に対する意識が変わり、大舞台で一気に開眼したのだ。