小学校ではGちゃん、Nくんを「壁画」にして校舍に貼り出すことにした。大きなアルミ複合板にインクジェットでプリントし、玄関の2階から3階にかけて掲げたのである。
作業にはやなせさんに手紙を出したクラスに加わってもらった。6年に進級していた20人は、「Gomen Noda Elementary School」というロゴを1文字ずつシールで貼りつけた。
「何かの巡り合わせ」のようだった
完成した「壁画」は小学校の近くを高架で通る第三セクター・土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」からよく見えた。同線は前年に開業して、当時の全20駅にそれぞれやなせさんがキャラクターを描いていた。故郷との関わりが相次いでできたことに、やなせさんは「何かの巡り合わせ」と考えていたようだ。
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