「白い雲は安全」は間違い
積乱雲は遠くにある時には白く見えているのですが、自分の真上にくると真っ黒い雲に変身して激しい雷雨になります。つまり同じ積乱雲でも白い時も黒い時もあるということ。時々「黒い雲は危険で、白い雲は安全」という人がいますが、それは間違い。雲は太陽の光の当たり方で白く見えたり黒く見えたりするのです。雲が黒く見えるのは太陽の光が届いていない、つまり厚い雲ということで、雨を降らせるパワーを蓄えていることが多いですね。ですから遠くにもくもくとした白い巨大な雲が現れている時でも、もしかしたらこちらにやってきて豪雨を降らせる可能性もあるのです。
一般の方が五感でわかるという観点では、空が暗くなった、雷の音が聞こえてきたというのが危ない兆候。でもこれは誰でも「危ない」と思いますよね。ほかには「冷たい風が吹いてきた」というのも、雷雲が近づいているサインです。なぜなら少し離れたところで強い雨がもう降り出していて、その雨とともに冷たい空気が空から降りてきているんです。その空気、冷たい風は地面にぶつかります。風はもぐることはできませんから、冷たい風として吹いてくるというわけです。冷たい風を感じたらゲリラ豪雨が起きるかもしれないと身構えてください。
雷注意報は竜巻やひょうの危険も含まれている
また「大気の状態が不安定」「天気が急変する可能性」という日は、雷も起こりやすいと述べましたが、逆に「雷注意報」が出ている日も「ゲリラ豪雨が起きるかもしれない」という心づもりはあったほうがいいでしょう。雷注意報は朝から出されていることもよくあります。そういう日は雷だけでなく、竜巻やひょうに対しての注意も含んでいます。
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