家は住人の強い願望を表現する場所

その家には、特定の場所に何かが大量に置かれていないだろうか。たくさんの家族写真が飾られていたり、本が山積みになっていたりすれば、その家の住人が何を大切にしているか分かるはずだ。

一方、何かが存在しないことも、その人の個性をおおいに物語っている。必要最小限の家具しか置いていない、個人的な所有物をほとんど飾っていない、何もない空間が多い、という場合、単なるミニマリストとも解釈できるが、問題を示している可能性もある。その問題とは、心の健康の悪化だったり、人付き合いに対する関心の欠如だったり、一般的には、自尊心の低さだったりする。

家は住人の強い願望を表現する場所でもある。その人がどんなふうに家を飾り、何にお金をかけ、何をなおざりにし、どこからインスピレーションを得ているかに注目しよう。そこには、本人が自分をどう見ているか、他人からどう見られたいかが、表れているはずだ。