火力発電の利用率はなぜか4割台

電力会社の原子力設備利用率/有価証券報告書からの算定値
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電力会社の原子力設備利用率/有価証券報告書からの算定値

業界からマスコミへの莫大な広告出稿で影響力を誇示してきた電力会社の団体「電気事業連合会」(電事連)は6月13日、5月の国内原子力設備の利用率が4月の50.9%から過去20年間で最低の40.9%にまで落ち込んだことを発表した。設備利用率とは、国内にある原子炉全体の稼働率である。

しかし、原子力発電所の設備利用率が発表される一方で、その他の電源の利用率はなぜか表に出てこない。特に、最も大きな電力供給源である火力発電所の利用率がわからなければ、国民が原発廃止の是非を判断することはできない。