ファイリングするイメージの「分類思考」

「分類思考」は、グループにして整理整頓する思考法です。またの名を「ファイリングする思考法」と言います。たとえば、パソコンのデスクトップに「A社:スケジュール」「A社:企画書」「A社:担当者一覧」というファイルがあったら、「A社」というフォルダを作ってそこにひとまとめにするイメージです。

ファイルキャビネットに保管する手
写真=iStock.com/TommL
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分類思考が身につくと理解力が上がります。物事を整理整頓できるから、「これはあれと同じことだな」と、すんなり頭に入ってくるのです。また、記憶力も良くなります。仮に情報が30個あった場合、一つ一つ覚えるのは大変ですが、それが大きく3つのグループに分かれていたら、断然覚えやすくなりますよね。新しく31個目の情報が入ってきたとしても、「これは2つ目のグループに分類できるな」というふうに整理できるので、記憶しやすくなります。このように頭の中で整理ができていれば、必要なときにその都度パッと取り出せるので、仕事のスピードも上がるでしょう。

「全部メモを取る」がダメな理由

逆に、分類思考ができないと、頭の中がすべて箇条書きになっているので、量が多すぎて覚えられず、ミスも発生しやすくなります。以前の私はメモ魔でしたが、その理由は分類思考ができていなかったからだと思います。