運命はどちらに転ぶかわからない

使える木はすぐに伐られるが、使えないと判断されて放置された散木は、巨木になるまで育って、神木と呼ばれるようになった。さて、あなたはどちらの木がいいと思うだろうか?

大器晩成ということばにも通じ、自分の個性を失わずに伸びた木は、材とはならなかったが、世間的には役に立たなくても世俗の評価を超えた神木になれる可能性があることを、教えてくれた。