受け止めることとすべての行為を許すことは違う

家庭内暴力は、密室化した家族関係のもとで起こります。不登校によってはじまった幼児返りが、ときに親への暴力へとつき進ませるのです。

ほとんどの場合、暴力の矢面に立つのは母親です。不登校が続くと、子どもは母親と接近しすぎた生活を続けることになり、幼児返りが進みます。母親への暴力が起きたら、父親は母親を支え、子どもと母親との間に入って止めてください。ただし、けっして暴力や暴言で止めようとしてはいけません。

親は暴力を認めてはいけません。どんな暴力でも毅然とした態度で拒否しましょう。子どもを受け止めることと、子どもの行為を全て許すことはちがいます。子どもが暴言を吐いたり、暴力や器物破損を繰り返したりしたときは、驚いたりひるんだりせずに、その場を去るなどして距離を置きましょう。