小室さんは弁護士としてメディア活動も
小室圭さんは、ロークラーク(法務助手)時代から在籍する法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」で、アソシエイト弁護士として勤務している。
「事務所では、国際貿易や国家安全保障に関する事案を扱う部門に所属しています。そこでは外国資本による米国企業の買収・合併を審査する『CFIUS』(対米外国投資委員会)に対応する業務も担っている。安全保障の観点から買収が妥当かどうかを審査し、クライアントとなる外国企業にアドバイスするコーポレート担当の弁護士と連携し、手続きを進める仕事などにあたっています」(在米ジャーナリスト)
これら日々の業務と並行して、本人は積極的に“発信”も行っているようだ。
「一昨年12月、カナダのメディアが小室さんについての記事を掲載、所属事務所への貢献ぶりが紹介されました。昨年10月には米国企業への中国の投資について、英国のフィナンシャル・タイムズ関連のメディアにコメントを寄せています。
また同じ時期、英国のニュースサイト『THE LONDON ECONOMIC』が小室さんにインタビュー。その記事で彼は“日米間の貿易において急速に影響力をつけている”“人間観察力が鋭い”などと持ち上げられていたのです」(同)
初対面の相手に「プリンセスと結婚した小室です」
だが新潮は、そんな彼に対する評価がある一方で、こんな声も上がっているというのである。
NYの日本人コミュニティーのさる関係者がこう明かしている。
「小室さんは、パーティーなどで初対面の人に進んで話しかけています。その姿勢は評価できるのですが、自己紹介の挨拶をする際に“皇室との繋がり”を持ち出してしまうのです。例えば、『プリンセスと結婚した小室と申します』といった具合です。本人にしてみれば会話の潤滑油、あるいは事情を知っている相手に対して“今さらではありますが”といった照れ隠しなのかもしれませんが……」
そうした思いとは裏腹に、
「周囲では眉を顰める人も少なからずいます。弁護士としての実績を述べるのならともかく、最初からそれを“売り”にしようとしているのは、傍で聞いていても決して気分のいいものではありません」(同)
結婚当初から懸念されていた「皇室利用」が、現実のものとなっているというのだ。
初対面の人に対して自己紹介するとき、妻の話題を出したりすることが、それほど非難されることなのだろうか? それはともかく、2人はアメリカという地になじんで、肩を張らずに“自然体”で生きているように思える。
ところで、秋篠宮家の長男の悠仁さんの「成年会見」は、辛口の週刊誌も認めざるを得なかったようで、新潮も「会見を開くのが遅かった」程度の批判しかできなかった。
だが、『週刊女性』(3月25日・4月1日号)は少し違った。