「結婚=幸せの条件」はむしろ呪いの言葉

むしろ「結婚すれば幸せになれるはず」という言葉は、呪いの言葉となります。それは「結婚が幸せの条件」と勝手に思い込むことで、「結婚していないなら不幸になってしまう」と自分で自分を追い込んでしまうからです。

結婚していないと幸せになれないなんてことはない。冒頭に書いたように、年齢別にみれば、20代がもっとも幸福度は高いわけです。それも20代後半より前半のほうが高い。現在の20代前半の既婚率はきわめて低いのに、その年代の幸福度が一番高いのですから、別に結婚しないと幸福になれないなんてことはないのです。とはいえ、皮肉にも、幸福でないと結婚はできないのです。

私のラボで、2020年に20~50代の未既婚男女の幸福度を調査し、それを2020年の国勢調査の人口と掛け合わせて、それぞれの年代の幸福人口と不幸人口を算出しました。