問題は、破傷風と狂犬病だ。破傷風は、傷口から入り込んだ「破傷風菌」という細菌の毒素によっておこる感染症で、発症するとさまざまな神経障害を起こし、重症例では呼吸ができなくなり命に危険を及ぼす恐れがある。
医師は破傷風ワクチンを注射した後、言った。
「破傷風の予防注射は今後半年であと2回打ってもらってください。うちでもいいですし、ご近所の病院でもしてもらえます。心配なのは狂犬病です。「暴露前接種」「暴露後接種」があり、後者のためのワクチンが国内では入手困難となっています。しかし感染の可能性はゼロではありません。発症した場合の致死率は100%なので、今後3カ月は、ちょっとでも熱が出たらすぐに医療機関を受診してください。その際、ハクビシンに噛まれたことを必ず医師に伝えてください」
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
