休職者の「一番多い間違い」

自分で復職日を決めて、そこから逆算した生活をしない

2つ目の約束は、自分で復職日を決めて、そこから逆算した生活をしないことです。実はこれは休職者の一番多い間違いです。

少しでも体調が良くなると、すぐに復職したいと考える人が多くいます。診断書に対する勘違いもあり、診断書の日付が切れる日に復職することを勝手に決めて、「その1週間前から日中はずっと図書館に通おう」「2週間前からは半日通おう」「そのためには来週からは朝7時にアラームをかけてしっかり起きよう」など、復職日から逆算した生活を送ろうとします。

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写真=iStock.com/Kwangmoozaa
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しかし、逆算して立てた計画は、その人の体調を無視してできたものです。仮に体調が改善していて、計画通りにできればいいのですが、多くの場合、一度決めたことだからと、自分の体調に無理をして頑張ってしまいます。結果、計画通りにできたとしても、復職日には、もう心にも体にも疲労がたまってしまうことになります。その状態は、言い換えれば、伸び切ったゴムの状態で復職することになるので、すぐにゴムは切れてしまい、再休職になりやすい状態なのです。自分の体調を無視して頑張り続けてしまうという、休職になった頃と同じことを繰り返してしまっているのです。