街としての「顔」をいかに磨き上げるか
一代限りの街に終わらないためにも、これからの街づくりには、いかにして街としての「顔」を持つかが問われる。それは「海」を売りにする湘南エリアもそうだし、「小江戸」を称する埼玉県・川越市もそうだ。インド人街を形成する東京・江戸川区西葛西もユニークだ。いずれにせよ街づくりの秘訣は、個別に強力なコンテンツを打ち出していくことにあるだろう。
ひところ、熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」の成功にならい、どの自治体でもゆるキャラを定め、イベントなどに盛んに登場させた。みんなに愛され全国的に有名になったキャラクターが生まれた反面、無理やりつくったキャラの多くはイベントなどでも片隅に追いやられつつある。
あたりまえだが、その地とは何の脈絡もなく、ただかわいいとか、語呂合わせのネーミングになっているという程度のものでは、持続可能性は限りなく小さい。ゆるキャラを否定するつもりはないが、「あそこで成功したから、うちもやる」という相変わらずの発想ではうまくいくとは思えない。
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