私が見た「もったいない日産」

ただし、率直な感想としては今年3月にイケイケ気味の中期経営計画「ザ・アーク」で2026年度までに2023年度比で「100万台の販売増」と「営業利益率6%以上」を目指すと言ったすぐ後にこの報告は見え方として残念。「台数増やす」と言った半年後に「人員削減で生産能力20%減」ですから。家の増改築を決めた直後に、奥さんが出てっちゃう熟年離婚家庭のようです。

そもそもカルロス・ゴーンが来た時に、今やキー技術となるハイブリッドの開発を一時凍結し、売れないEVを人に先んじて作りました。日産にいいクルマを作る力はあるし、技術もあったのに、残念ながら先を読み切れてない印象。そこが一番もったいないのです。

カルロス・ゴーン氏
カルロス・ゴーン氏(写真=BsBsBs/CC-BY-SA-3.0/Wikimedia Commons

そこで今回、経営改善はその道のプロに任せるとして、商品目線で「もったいない日産」を勝手に指摘していきたいと思います。