同じ年収200万円でも手取りが20万円以上変わる

前ページの仕組みを利用して、手取りを増やしていきます。ポイントは、パターン②の活用です。具体例で見ていきましょう。仮に、年収200万円の3人が3つのパターンで働いた場合の社会保険料の負担を比較します(図表5・6)。

【図表5】3つのパターンで働く場合の設定条件
【図表6】3つのパターンで200万円働いたときの手取りの違い

年収は200万円と同じですが、手取りは10万~20万円以上違います。Bさんのようにダブルワークを利用して、社会保険の対象にならない給与を作ることができれば、その分の社会保険料の負担を抑えられるというわけです。