「デコレーション命」じゃ楽しくない

日本人は見てくれや「デコレーション」の部分にとても気を使うなと感じます。

細部にこだわりすぎたマナーやルールはとても窮屈だと私は思います。

形だけのルールを課せられるたびに、自分の思考を1個削らなきゃいけないような気がするのです。

本質ではなく、取り繕うことばっかり長けていく日本人を多く見る今日この頃。

それは、本当に楽しいのかな? 大事なことを見失ってないかな? と思います。

大事なのは中身で、デコレーションはその中身を引き立たせる役目を担っているはずなのに、「目的」になっていると感じることが多いです。

日本ではデパートの包装もすごく綺麗で丁寧に包んでくれるから、いつも感心して見ていますが、開けたら捨てちゃうので、「そんなに丁寧にする必要ある?」って疑問に感じる時もあります。

大切なのは、思考を止めないこと

包装の美しさだけで買うかどうかを選ぶ人はかなりレアだと思うので、力を入れるのはそこなのかな? 包装をシンプルにして早く手渡してくれた方が、予定に追われる現代社会の人々は喜ぶんじゃないかな? なんて考えてしまうことがあります。

Yuna(ろこゆん)『北京・ハワイ・LAに移住してたどりついた どんな逆境もホームにする生き方』(KADOKAWA)
Yuna(ろこゆん)『北京・ハワイ・LAに移住してたどりついた どんな逆境もホームにする生き方』(KADOKAWA)

適切なルールが今の平和で清潔な日本社会を維持しているのはもちろん理解していますが、もう少しだけ優しい気持ちを持てて、融通をきかせられたら、日本はより暮らしやすい国になるのではないかと思います。

どうせ自分が発言しても何も変わらない、というのは多くの若者の本音です。

変わらないと諦めてしまうような世の中を作ってしまったのは、ルールや先入観、そしてみてくれを気にする文化も多少影響しているのではないでしょうか。

もっと自分らしく、自分のままでいられる世界ができてもいいのだと思います。

私は明日もミニスカートを履くし、必要のないルールには是非を問います。

思考を止めたくないから、そして自分が自分であるために必要だからです。

ろこゆんルール:判断軸は「自分の心が躍るかどうか」それだけでいい!
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