クタクタになるまで遊ぶと仕事をしたくなってくる

遊ぶと決めた以上、それがどんな遊びでも、その楽しさをとことん味わい尽くすというつもりで遊びたい。

仕事の一切合切を頭から締め出して“真剣”に遊んでほしい。

手抜きなんかしないで、クタクタになるまで遊ぶ。遊び疲れてグッタリしても、それは神経が消耗するような疲労感ではなく、「よく遊んだなあ」という心地よい疲れのはず。

それがかえって、仕事に向き合うエネルギーを湧き起こしてくれるのです。

大人に最適な遊びは「ホームパーティ」

現代の大人の遊びとしてぼくが提案したいのは、「ホームパーティ」です。

気兼ねない仲間と酒をみ交わし、趣向を凝らした料理に舌鼓を打ちながら、和気藹々わきあいあいとしばしの時を過ごす――。最高の道楽ではありませんか。

メリットはほかにもあります。

・面倒な会場探しや手配。予約が要らない。
・日程・ゲスト・料理・テーマ、何から何まで自分流に演出できる。
・苦にならずに掃除に力が入り、家中ピカピカになる。
・外で飲むより断然安上り。
・自動的に料理の腕が上がる。
・家族みんなで楽しめる。
・子供が騒いでも気にならない。

どうですか? いいことずくめでしょう。

料理の腕に不安があるなら、主に材料を切るだけのバーベキュースタイルや、お好み焼き、たこ焼きパーティはどうでしょう。

日本ならではの、すき焼き、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋などの鍋スタイルも強い味方。エアコンを効かせれば、夏の鍋パーティも乙なものです。