日本人のワンオペ育児は外国の「7人分」に匹敵

以前、イギリスで近代の建築物を見たことがあります。

それは3階建ての建物で、地下に食糧庫、1階に居間、2階に奥様の部屋、3階にご主人の部屋という作りになっていました。

そして、ここが重要な部分ですが、食事係や清掃係など、召使いを7人も抱えて生活していたそうです。家事をはじめ日々の生活を維持するのに7人もの召使いが必要だったのです。

ご主人のお客様が来ても、当然奥様は料理をせず、食事を終えたら自分の部屋に戻ってしまう。

もちろん、これは昔の話なので極端な例ですが、もしかしたら、家事を完璧にこなさなければいけないと考える人の中には、「7人の召使いで回している家事を一人ですべて行わなければならない」と思っている人もいるのではないでしょうか。

自分でスーパーに買い物に行き、ご飯を作って食べさせて、子どもを寝かしつける。その間に部屋の掃除をして洗濯もして……。しかも、頭の中の誰かが見ているから、一切手抜きができない――。

7人の仕事量を一人でするわけですから、そんな生活を続けていたら、きっと肉体的にも精神的にも体を壊してしまいます。

まずは頭の中にいる誰かに消えてもらいましょう。

そして、手が抜けるところは抜く努力をしていきましょう。

キッチンを清掃するプロの清掃員
写真=iStock.com/Liudmila Chernetska
※写真はイメージです

他人軸で生きると不都合を人のせいにしてしまう

他人軸で生きていることのデメリットは、人の目を気にしすぎることだけではありません。

自分に不都合なことが起こると、すぐに誰かのせいにしてしまうことが挙げられます。

自分がこのような人間になったのは親のせい。

子どもが勉強しないのは学校のせい。

お金が全然貯まらないのは社会が悪いせい。

自分で変えられる部分があるにもかかわらず、何でもかんでも誰かのせいにして、自分を守ってしまうのです。