人類は感染症のパンデミックをどのように乗り越えてきたのか。駿台予備学校世界史科講師の茂木誠さんは「天然痘は古代から人類を苦しめてきた感染症だ。18世紀のイギリスで医師のジェンナーが種痘法を確立したことで、人類は天然痘を克服することができた」という――。
※本稿は、茂木誠『世界と日本がつながる 感染症の文明史 人類は何を学んだのか』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
人類最初の「予防接種」はアジアから始まった
天然痘は、ユーラシア大陸でも周期的に小規模な流行を繰り返していました。
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