“修羅の国”からしたら日本のSAは夢の国のよう
イギリスのサービスエリアでは他のお客と目を合わせるのは危険です。それがきっかけでカツアゲや乱闘も発生するからです。とにかく不特定多数とはかかわらず、地味に目立たないようにするのがポイントです。とはいえ、ここで気を抜いてはいけません。
高速道路に車を停めているとトランクやドアをこじ開けられて物品を盗まれる可能性が非常に高いので、車内には誰かが残っていたほうが安全です。
どうしても車から離れなければならないときは、荷物はすべてトランクに置き貴重品は身につけておきましょう。そして車のハンドルには頑丈なハンドルロックをつけます。それでも安心できませんので、「Apple」の「AirTag」やGPSの追跡デバイスを車に仕込んでおきます。サービスエリアで車の盗難は、まったくめずらしくないのです。
だからハンバーガーとポテトをコーラで流し込んで、燃料を補給したら即その場を離れるのがサービスエリアの正しい使い方です。
このような“修羅の国”状態のサービスエリアからすると、日本のサービスエリアはまるでディズニーランドが日常生活の中にあるようです。車の旅がそれだけでも楽しくなります。でも日本人はあまり休暇がとれないので出かけることができないです。
イギリスやヨーロッパ大陸の場合、休暇はたくさん取れるのですが、とにかくインフラやサービスがあまりにもヒドイ!
でも自力でなんとかする場合は楽しい休暇を過ごせますよ。