本当に好きなものには理由がない

もうお気づきですね。これが答えです。

他人のものさしでは測れない「好き」を見つけることが、後半生の道標になってくれます。他者の評価や世間の賞賛といったものさしを一切合切捨て去り、「なぜ好きなのか」なんて説明できないような心から好きなものを大切にして尊重すること。それを習慣にすれば、自ずと後半生の道が拓けてきます。

そのときもう一度、振り返ってみてください。

「本当に好きなものには理由がない」という私の実感に、あなたもきっと同意してくれるはずです。

図表1をご覧ください。私の「好きか/嫌いか」と、明確な理由の有無の田の字です。

そこからはあまりアクティブではない、こぢんまりとした地元での生活が見えてきます。

さあ、図解タイムです。

紙の上に田の字を書いて、思いつくことを書き出してください。後半生、どんなことに、どんな姿勢で時間を使うべきかの初めの一歩が見えてきます。自分に嘘をつく必要はありません。不確定な心配や怖れも、紙の上では不要です。後半生は、自分自身が決める時間割から始まります。

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