全国にある馬牧場では、毎日、馬糞が大量に出る。どう処理すればいいのか。この悩みを解決しようと、茨城大学農学部と「つくば牡丹園」では、サラブレッドの馬糞の商品化に挑み、成功しているという。法政大学人間環境学部の湯澤規子教授が取材した――。
※本稿は、湯澤規子『ウンコの教室』(ちくまプリマ―新書)の一部を再編集したものです。
毎日出る馬のウンコをどうすればいいのか
「学生食堂から社会を変えてみたいんです」大学で担当している「食と農の環境学」という講義の後、相談があると言って私のところへやってきた学生Aさんは開口一番、そう言って話し始めました。
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