(PANA=写真)

エルピーダメモリ社長 坂本幸雄(さかもと・ゆきお)
1947年生まれ。日本体育大学体育学部卒。70年日本テキサス・インスツルメンツに入社。同社副社長などを経て、2002年より現職。


 

経営不振に陥り、昨年後半から提携先探しと金策に走り回ってきたエルピーダメモリの坂本幸雄社長。2月末に緊急会見を開き、経営破綻に追い込まれた経緯を説明したうえで「ご迷惑、ご心配をおかけし心よりお詫びする」と頭を下げた。「公的資金を投入されながら会社が破綻。血税を無駄にした責任は?」「汎用品のDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を日本でつくる意味があるのか」。厳しい質問が相次ぎ記者会見は荒れた。それでも、かつて“半導体業界の救世主”と言われた坂本氏の自負心は消えず「何も決まっていない提携話を記事に書かれ邪魔された。日本の記者のレベルは相当落ちている」とマスコミにかみつく一幕もあった。

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