弁護士 荘司雅彦
(しょうじ・まさひこ)
1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部を卒業し日本長期信用銀行へ入行。85年、野村証券投資信託へ。86年9月に退社し、88年司法試験合格。91年、弁護士登録。
(しょうじ・まさひこ)
1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部を卒業し日本長期信用銀行へ入行。85年、野村証券投資信託へ。86年9月に退社し、88年司法試験合格。91年、弁護士登録。
ビジネスマンが法律武装をしなくてはならない時代になっている。コンプライアンスの徹底で、社内規則が驚くほど厳格化され、ささいな違反でもペナルティを科されるようになったという話は珍しくない。個人的なブログの中身が名誉毀損に問われるリスクもある。法律というより、まずは法的な考え方(リーガルマインド)を身につけるようにしたい。
そういうとき役立つのが『法律を読む技術・学ぶ技術』(1)だ。法律の条文は素直に読むと誤解してしまうような個所があり、用語も独特。法律の意味するところを正確に知るには基礎的な知識を必要とする。著者は衆議院法制局で法案づくりをしていただけに内容は正確。その一方、一般にもわかりやすいよう、さまざまな工夫をこらしてある。用語集付きで辞書的に利用できるうえ、各種の練習問題で知識を確認できる。法務部の担当者は必携だ。
法律そのものや法的な考え方については、『法律力養成講座』(2)から『手ごわい頭脳』(7)を読むことである程度は把握できると思う。しかし、それ以前に人間行動の不思議を理解しなければ社会を知ったことにはならない。『影響力の武器』(8)は、この種の本の古典だ。著者はセールスマンや募金の勧誘員の世界に潜入し、人はどのような条件下で「承諾」するのかを考察した。消費者として相手の手の内を知っておくことも必要だ。
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