今なお日本人を魅了し続ける、司馬遼太郎。義弟が在りし日の思い出と司馬作品について語る。

司馬遼太郎が執筆時にこもった書斎。生前の様子が、そのままに残っている。今でも、ここで新しい作品の構想が練られているかのような錯覚を覚える。

司馬遼太郎が執筆時にこもった書斎。生前の様子が、そのままに残っている。今でも、ここで新しい作品の構想が練られているかのような錯覚を覚える。

『坂の上の雲』は、司馬遼太郎が40代の後半ほぼすべてを費やした作品です。昭和43(1968)年4月から47(1972)年8月まで、産経新聞夕刊に連載されました。『坂の上の雲』は、先に挙げた「人間とは」「日本人とは」というテーマが最も際立っている気がします。