<strong>岡田武史</strong>●1956年、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、古河電気工業(日本サッカーリーグ)で活躍。ユース代表、ユニバーシアード代表、日本代表にも選抜される。現役引退後は、ドイツへのコーチ留学を経てクラブチームのコーチ、コンサドーレ札幌、横浜F・マリノス、日本代表の監督を歴任し、現在に至る。
岡田武史●1956年、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、古河電気工業(日本サッカーリーグ)で活躍。ユース代表、ユニバーシアード代表、日本代表にも選抜される。現役引退後は、ドイツへのコーチ留学を経てクラブチームのコーチ、コンサドーレ札幌、横浜F・マリノス、日本代表の監督を歴任し、現在に至る。

今となっても、冷静に考えていれば、日本代表監督は受けなかったと思う。

2007年年末、私はイビチャ・オシム氏の後を受けて、日本代表監督を引き受けた。このとき、私は指導者としての資質を自問している時期だった。