過去に不安に思ったことをすべて記録しておけば、それらが起きていないとわかり、気持ちを切り替えやすくなります。自分の目でたしかめ、体感することを続けていけば、少しずつ「楽観力」が養われていくでしょう。

「ありのままの自分」の真の意味

心の回復力に影響を与える4つめの要素は、「ありのままの自分」でいられるかどうかです。

ありのままの自分でいるとは、「自分は自分でいい」と思える気持ちを持つことです。自分を他人と比較せず生きている人は、気持ちの切り替えも上手な傾向があります。

自分は自分でいいと思えるのは、自分はなにが好きで、なにを大切にして生きているかを知っているからできることです。逆に、なんでも他人と比較してしまう人は、自分自身を知らないから他人と比較してしまうのです。

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よくSNSで他人の投稿を見て、「ただの自慢じゃないか」と腹が立ったり、「なんか幸せそうだな」と落ち込んだりする人がいますが、これも自分のことを知らないから心が騒いでしまうのです。

自分はなにをしているときがいちばん幸せなのか? それをよく知っていれば、他人がなにをしようが、比較してショックを受けることはなくなるでしょう。

「ありのままの自分なんて好きになれない」という人もいます。

でも、そんなときは、「そもそも、ありのままの自分を知っているのかな?」と考えてみることも必要でしょう。好きになれていないのは、「まわりから見られている自分」「まわりから評価されている自分」の姿であって、それを本当の自分だと思い込んでいる可能性があります。

ありのままの自分は、「素の自分」というより、「幸せだと感じる瞬間の自分」だととらえると、見え方も変わってくるのではないでしょうか。

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