逆三角形タイプは知性優位
思考ゾーンが拡張している人は、額や目にインパクトがある逆三角形タイプ。
知識と美的センスが、満足の源。知識や教養、視覚から入る情報が好奇心を刺激し、行動の原動力となります。
思考ゾーンには、目が含まれています。自分の目で見た情報には敏感に反応し、特に美しいものを見ること、たとえば、アートの鑑賞などを好みます。
想像力も豊か。知的想像力を刺激するものに満足感を覚えます。ときに想像力が豊かになりすぎて、妄想、空想に走ってしまうという傾向もあります。
また理論、理屈でものごとを考えるのが得意。理想主義的な面も見られます。
頬骨が張った六角形タイプは感情優位
次に感情ゾーンが拡張している人は、頬骨がしっかり張っている六角形タイプ。
コミュニケーションと感情の共有が満足の源。気持ちの共有、分かち合いが、行動の原動力になります。コミュニケーション能力に長けている人が多く、活動範囲を積極的に広げるのを得意とします。
同時に自分の存在価値を認められたいという思いがとても強いタイプです。「自分はみんなのことが大好き。だからみんなも私のことを好きになって」という承認欲求です。
感情でものごとを判断するので、客観性に欠けることがあります。善し悪しは別にして、何ごとも好き嫌いで選んでしまう傾向があります。
あごや口周りにインパクトのある台形タイプは利益優位
活動ゾーンが拡張している人は、あごや口周りにインパクトのある台形タイプ。傾向としては、日本人には少ないタイプです。物欲、食欲など本能に基づく活動が満足の源。物質的価値や現実的な利益、目標や数字が行動の原動力です。
活動ゾーンが拡張している人は器用です。道具の扱いに長け、日曜大工や料理に編み物、洋裁などが得意。お金の扱いも上手。グルメな人が多いのも特徴です。
物質主義・現実主義で、目に見えない名声より、モノやお金など形あるものを求めます。使えるか使えないか、実用価値を判断する能力にも長けています。これは人に対しても同じ傾向があります。
次からは、この三つのゾーンについて仕事を例に比較してみましょう。