図1~3
図を拡大
図1~3

世界的な金融危機が日本を直撃した2008年秋。博報堂ではこれを機会に、同年12月末、富裕層に対して金融危機が与えた影響を調査した。意外だったのは、一口に富裕層と言っても、職業によって反応が大きく異なるということだった。大きく分けて次の6つの職種で、消費、投資に対する意欲に違いが見られたのである(分類の定義は図3を参照)。

1.中小企業の会長
2.中小企業の役員
3.個人事業オーナー
4.大企業のサラリーマン
5.自営業者
6.開業医・弁護士

たとえば、投資・消費とももっともダメージを受けているのは1の中小企業の会長で、投資について「消極的になった」と答えている人が75.0%にものぼる。一方、6の開業医・弁護士は所得・資産とも「変化なし」と答えた人が多い。

(博報堂 曄道 敬(金融ビジネス推進室)、小山 諭、中川広次(研究開発局) 構成=長山清子)