オンライン面接の極意まとめ

オンライン面接のポイントをまとめると以下の通りとなる。

・面接では、スキルセットとマインドセットの2軸を見る
・スキルセットが高いと判断できても、マインドセットを見抜けなければ入社前後の不具合を防ぐことはできない
・よって、マインドセットを見誤らないこと
・識学でマインドセットは8つの要素に分解される
・面接では、特に自己評価意識と組織内位置意識の2つを意識して評価をすべし
・この2つを見抜ければ多くの不具合を回避できる

このように、収拾できる情報量の少ないオンライン面接でこそ、「何に注視して」面接するかを明確に設定できれば、面接力を向上させることができる。ここに記載したノウハウを実行し、有用性を検証しながら自社の採用力向上にトライしてみてはいかがだろうか。

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冨樫 篤史(とがし・あつし)
識学 新規事業開発室 室長

1980年東京生まれ。02年 立教大学経済学部卒。15年グロービス経営大学院にて経営学研究科(MBA)修了。現東証1部のジェイエイシーリクルートメントにて12年間勤務し、主に幹部クラスの人材斡旋から企業の課題解決を提案。名古屋支店長や部長職を歴任し、30~50名の組織マネジメントに携わる。15年、識学と出会い、これまでの管理手法の過不足が明確になり、識学がさまざまな組織の課題解決になると確信し同社に参画。大阪営業部 部長を経て、現職。著書に『伸びる新人は「これ」をやらない』(すばる舎)がある。