DX化が進み、もはやオンライン活用は当たり前の時代に。会議も営業もオンラインに変わり、「リアルと違って、うまく伝わらない」と嘆く人もいるだろう。「伝え方」のプロ8人が、ハイブリッド時代の最高の伝え方のポイントを伝授。
ビジネス人材会議計画戦略、事業計画、事業進捗報告書について語る
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プロだからこそ知っている「最高の伝え方」とは

仕事環境の変化が激しい。リアルが当たり前だった時代から一気にオンライン時代へ転換したことに伴い、「伝える」テクニックにも変化はあるのだろうか。8人のプロたちにリアルとオンラインが混在する「ハイブリッド時代の伝え方」のコツを教えてもらった。

まず、伝え方の基本は、リアルもオンラインも同じ。“伝え上手”な人は、独りよがりに話すのではなく、あくまで“相手本位”が根底にある。内容の明確さ、わかりやすい言葉選び、服装や表情に至るまで、相手の共感を得るよう考え、努力しているのだという。リアルでは伝え方の基本を押さえておけば、相手との信頼関係やその場の雰囲気なども相まってより伝わりやすくなる。しかし、オンラインでは相手の表情や感情を受け取りにくいため、伝える内容はリアル以上に簡潔かつ明確にしなければならないのだそう。適切な速度ではっきりと言葉を発する、ジェスチャーを交える、口角を上げるなどが重要になるようだ。

伝える目的は“相手に理解してもらう”ことであり、コミュニケーションだ。くれぐれも一方通行で終わらないように努力したい。

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