貸与型奨学金の借り入れは、きちんと検討してから
いくら金利が低いとはいえ、不要なお金は借りないに越したことはありません。本当に必要な資金なのか、卒業後の返済計画をよく考えてから申し込みましょう。
また、授業料免除の制度や給付型奨学金など、ほかに利用できそうな制度がないかも調べた上で、貸与型の奨学金を検討するようにしましょう。
利用者が多いので「みんな借りてるなら、私も借りとこうかな」と、気軽に借りてしまいがちな奨学金ですが、卒業後に返すことができないと、信用情報機関に登録、つまりいわゆるブラックリストに載ってしまって、クレジットカードをつくれなくなったり、住宅ローンが借りられなくなったりする可能性があります。さらに、返済の目処が立たなければ、自己破産まで追い込まれる可能性もあります。
「貸与型奨学金は借金であり、自分自身で返済しなければならない」という認識をきちんと持ったうえで、必要以上に借りすぎてしまわないよう注意して活用してみてください。