自分の未来は他人まかせにしない

ネットワークモデルでは、ヒエラルキーモデルの時代とはまったく違うマインドセットやスキルが必要になってきます。そのことを理解しないまま、多くの人がネットワークや関係性に対してエネルギーを注ぎすぎて疲弊しています。与えることに夢中になって、自分のことをケアしていない人もいる一方で、ネットワークに対してさしたる貢献もできず、周辺に追いやられている人もいます。

ヒエラルキーモデルの世界においては、自分のことをケアするのは、ともすれば自分勝手、わがままと見られていました。与えられた役割や権限を超えて発言したり行動したりすることはペナルティの対象となりました。しかし、ネットワークモデルの世界では、日々の努力を結果につなげるには、自分のことを理解し、自らの望む未来を意図し、自らを支えていくことが必要です。だからこそ、セルフマネジメントが必要となるのです。(続く)

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